ORASシーズン17使用構築[最高2051]フライクチートブルン軸
[初めに]
初めましての方は初めまして、そうでない方はこんにちは、砂糖黍という者です。相棒のフライゴンと一緒にポケモンを楽しんでいます。
シーズン17お疲れ様でした。
ORAS最終シーズンではフライゴン入りパーティーで念願のレート2000を達成することが出来ました。初めての構築紹介なので参考になるかは分かりませんが頑張って紹介していこうと思います。
[個別紹介]
フライゴン @拘り鉢巻 意地っ張り
努力値:0-252-0-0-4-252
実数値:155-167-100-X-101-152
技構成:逆鱗 地震 馬鹿力 蜻蛉返り
相棒枠。H4メガガルーラやH252ギルガルドを確1にする為、意地っ張り個体を使用。拘り鉢巻を持たせているので火力は馬鹿にならず、大抵のAS振り中速アタッカーは確1にすることが出来ました。またフライゴン=スカーフという概念が強いのか、相手がスカーフ警戒で立ち回る場面が多々あり、鉢巻の火力でサイクル崩壊させることが多くて快感でした。役割対象であるメガリザードンXは意地っ張り個体が多く、メガリザードンYは竜の波動やめざ氷持ちが少なかった為、打ち負けることはありませんでした。メガクチートと組ませているので相手のドラゴン(主にガブ)に竜技を打たせることを躊躇させ、そのまま突破することが少なくなかったです。また竜技を打たれた場合でもメガクチートの起点にすることが出来ます。有利対面では蜻蛉返りでサイクルを回すことが出来るので使っていて楽しいポケモンでした。ガブリアスとの差別化点は地面技無効と蜻蛉返りでサイクルが回せること、ランドロスとの差別化点は逆鱗の火力や炎耐性があることだと考えます。またステロダメが少ない為、サイクルを回しやすいのもランドロスにはないフライゴンの長所だと思います。PGLの統計では意地っ張りメガガルーラの個体が1番多かったですが、陽気メガガルーラも少なからず存在していたので、相手パーティーから判断する必要がありました(クレセリアと組ませている場合、意地っ張りが多いなど)。レート終盤はガブガルゲンが多く、それに伴い使用率は減少しました。
努力値:252-252-4-0-0-0
実数値:157-172-146-X-115-70
技構成:じゃれつく 叩き落とす 不意打ち 剣の舞
フライゴンの相方として採用。耐久がギリギリなので素直にHAぶっぱ。端数を物理環境を意識してBに振りました。フライゴンの弱点である竜や氷、妖をメガクチートが受け、メガクチートの弱点である炎と地面をフライゴンが受けることが出来るので2匹の相性は良いと実感しました。トリル+剣の舞は最強。マリルリなどの同速ポケに上から殴られることが多かった為、努力値の端数はSに振るほうが良かったと思います。
ポリゴン2 @拘り眼鏡 控えめ
※アナライズ
努力値:244-0-12-252-0-0
実数値:191-X-112-172-115-80
技構成:トライアタック 10万ボルト 冷凍ビーム シャドーボール
今パーティーの地雷枠。相手パーティーにゲンガーやボルトロスがいる場合など、フライゴンを選出出来ない時のメガクチートの相方。アナライズ眼鏡の火力は凄まじく、ポリゴン2の前で悪巧みを積んでくるボルトロスや滅びの歌をしてくるH252メガゲンガーなどを確1で倒してくれます。またクレセリアやH252ギルガルドも確2で落としてくれます。ポリゴン2は進化の輝石持ちというイメージが強い為、奇襲を目的に採用しましたがレート上位ポケモンを次々と薙ぎ倒してくれたのでこの枠は正解でした。ぶっちゃけ今パーティーのMVP。しかし進化の輝石持ちではないので、耐久面に関しては過信は禁物。
努力値:252-0-236-0-0-20
実数値:207-X-132-105-125-83
技構成:熱湯 トリックルーム 自己再生 挑発
トリックルーム要因兼受けループ対策枠。ここまでで格闘の一貫性がある為、ゴーストタイプのこいつを採用しました。Sは60属抜き抜き抜き調整。トリックルーム展開からのメガクチート降臨という流れを想定していましたが、トリックルームと挑発、熱湯を組み合わせることでスイクンやクレセリアといった耐久ポケとタイマンを張ることが出来る為、そっちメインで展開することが多かったです。またゴツメを持たせ、メガガルーラやメガバシャーモもこいつで対応していました。今回の過労枠でもありました。
バシャーモ @気合いの襷 うっかりや
努力値:0-4-0-252-0-252
実数値:155-141-90-178-81-132
技構成:火炎放射 馬鹿力 目覚めるパワー(氷) 守る
エースストッパーとして採用。メガガルーラやメガクチート、ガブリアスなどが役割対象であることと受けループを意識して両刀にしました。補正ありC252振りの火炎放射でH252メガクチートを丁度確1。サイクル戦を意識したパーティーであることとヒードランの守るで自滅することが嫌だった為、飛び膝蹴りではなく馬鹿力を採用しました。ファイアロー入りパーティーと当たることが少なかった為、選出率はそこそこ。
サンダー @ラムの実 図太い
※静電気 非理想個体
努力値:224-0-240-4-20-20
実数値:193-X-148-146-113-123
技構成:放電 熱風 羽休め 毒々
ここまででファイアローが物凄く刺さっていることとスイクン対策で採用。耐久面への努力値振りは某サイトの育成論を参考にさせてもらいました。耐久面はA252ガブリアスの逆鱗が超低乱数2(94.5%で耐える)、C252化身ボルトロスの10万ボルトが確3。素早さは準速70属抜き調整。相手を麻痺らせてメガクチートで上から殴ることを想定して放電を採用。ナットレイやハッサムを意識して熱風を採用。またサイクル戦で優位に立つ為、毒々も採用。ラムの実を持たせているので、レパルガッサやボルトゴーリなどのキノコの胞子や威張る持ちに積極的に選出していきました。
[選出]
基本選出①:フライクチートブルン
サイクルを回せるならこれ。使っていて楽しい。
基本選出②:ポリクチブルン
フライゴンを出していけない場合の選出。
裏選出①:ポリブルンバシャ
ガブガルゲンに対して選出。初手にメガガルーラが来た場合、ブルンゲルに引きゴツメダメを稼いでいきます。相手パーティにボルトロスが居た場合、メガガルーラとボルトロスがセットで選出されることが多かったです。その為、ブルンゲルとメガガルーラが対面した場合、相手のボルトロス交換を読んでこちらはポリゴン2に引きます。そこからのアナライズ眼鏡でのサイクル崩壊は楽しかったです。
裏選出②:クチブルバシャ
受けループに対して選出。初手グライオンがきつい為、クチートから選出。守る読みで剣の舞をしていき、突破を図ります。メガヤドランに対しては電磁波からの鉄壁で受けられる為、ブルンゲルと組み合わせて対応していきます。
上記に加え、状況に応じてサンダーも選出していきます。
[最後に]
最終シーズンで念願のレート2000を達成出来て良かったです。ただシーズン終盤ではガブガルゲンが増加し、それに伴いフライゴンの選出率は低下していったことが少し残念でした。次回作のサンムーンではフライゴンをもっと活躍させることが出来る構築を目指して頑張ろうと思います。ただ国家試験の受験も控えていてこれから忙しくなるのでポケモンをする機会は減るかと思います。それでも空いた時間でポケモンをやっていこうかと考えています。ここまで見てくださった方々、ありがとうございました。